離婚弁護士の人気の理由として、夫婦のプライベートな相談ごとに対応してくれることや、法律上の対応について適切なアドバイスを受けられること等が挙げられます。最近では、離婚弁護士の相談内容や成功事例について、数々の媒体で紹介されることがありますが、経験豊かなスタッフが在籍している事務所の特徴を早いうちからチェックすることが有効です。
そして、離婚弁護士の料金の相場に関しては、各地域の実状や依頼者の希望などによって、大きな差が生じることがあるため、前もってメールや電話などで問い合わせをすることが良いでしょう。
浮気など配偶者に有責事由があったとしても、離婚届を提出してはいけない、あるいは提出できない場合があります。前者では、例えば財産分与や慰謝料などの協議が全く進んでいない場合などがあります。この状況では、届けを出してしまうと扶助義務が無くなり、別居中の婚姻費用を受け取れなくなりますので、離婚弁護士に有利に事を進めて貰えるように相談しましょう。
後者は配偶者が離婚届の不受理申出をしていた場合を言い、配偶者の印鑑を押した離婚届であっても受理されません。この場合は、配偶者が申出を取り下げるか、家庭裁判所で離婚を認められた離婚届が必要となります。
こちらも離婚弁護士に相談の上、対応するようにしましょう。
離婚弁護士に相談をする時には、浮気の基準について確認しておくことが必要になります。一般的には、キスやハグ、デートをしただけでも浮気と考えられていますが、法律上の不貞行為になるためには、継続的な性交渉が必要になります。
キスやハグをしているだけでは、なんら不法行為とはなりませんので、離婚をしたり、慰謝料を請求することは難しいです。もちろん、不貞行為とはならなくても、配偶者の裏切りによって精神的なダメージを負ったのなら、慰謝料を請求できる場合もあります。素人が判断をしてしまうのは危険なので、離婚弁護士に相談をしておきましょう。